鍼灸がはじめての方でも、安心して逆子に対するお灸や鍼灸治療をお受けいただけるように、レジーナ鍼灸院にお問合せいただく《よくある質問》を Q&A形式でまとめました。ご参考になさっていただければと思います。
東洋医学〔鍼・灸〕は、長い歴史の中で、受け継がれながら今日に至っている「経験医学」です。
経験的に効果があることが分かっていても、現代の西洋医学的な側面からみた時、「なぜ効果があるのか?」、「どうして効くのか?」ということが、科学的に説明することができず、いまだにベールに包まれていることが少なくありません。
ようやく近年になって、「東洋医学〔鍼・灸〕はなぜ効くのか?」、「どうして効くのか?」ということが、少しずつ分かりはじめています。
西洋医学的な基礎研究、臨床研究が、世界規模で行われるようになり、東洋医学〔鍼・灸〕の人体への作用について、各国の医学会などで発表され、効果が立証されてきています。
WHO(世界保健機構)でも、東洋医学〔鍼・灸〕の有効性が認められており、数多くの疾患・症状を東洋医学〔鍼・灸〕の適応疾患としてあげています。
まだ全てが解明されているわけではありませんが、注目が集まっています。
長年臨床にたずさわり、鍼灸施術を提供している私たちですが、日々鍼灸が起こす不思議な現象を目の当たりにし、大きな可能性を感じています。
鍼灸による「逆子治療」は、不思議な現象の1つです。
足先にある「ツボ」にお灸をすえると、赤ちゃんがとても活発に動き出し、自ら逆子の姿勢から正常な姿勢に動き、逆子が直っていきます。
お腹周りに直接鍼灸をし、逆子が直るのであれば理解しやすいのですが、お腹から一番離れた足先を刺激することで逆子が直るのです。
それも、1人や2人に、たまたま起きたことではなく、たくさんの方に再現性がある現象なのです。(100%ではありませんが…)
体の中には、現代医学ではまだ解明されていない、「未知のネットワークシステム」があるのかもしれませんね…
今後の研究による解明を期待しています。
東洋医学〔鍼・灸〕の有効性について、各メディアでも取り上げられています。
2019年に入って、TV放送されたものは以下の通りです。
- 1月4日 NHK あさイチ「東洋医学で1年を元気に!」
- 1月8日 テレビ朝日 林修の今でしょ!講座「西洋医100人が選んだ漢方薬&ツボを大発表」
- 1月8日 NHKworld Medical Frontiers シリーズ鍼治療
- 2月20日 NHK ためしてガッテン「鍼治療の知られざる世界」
はい。
ご自宅で行っていただく「ホームケア」を、充分な時間をとって、しっかりご指導させていただきます。
逆子を直していくためには、ご来院いただきお受けいただく施術と、ご自宅で行う「ホームケア」は、ともにとても大切なケアです。
当院では、「ホームケア」で行うお灸に必要な道具類(モクサ・線香・熱緩和材)を、初回ご来院時に差し上げております(代金はコース料金に含まれています)。
今回はじめてお灸を体験される方、少々手先が不器用な方でも、安心して、お一人でも、ご自宅でホームケアが出来になるように、丁寧にご指導させていただきます。
また、逆子を積極的に直していくために、生活面での注意事項なども、お話させていただきます。
トータル90分ほどかかります。
問診表へのご記入、カウンセリング、エコーチェック、血圧測定、鍼灸施術、逆子体操、ホームケアのご指導などを行っていきます。
患者様の体調や、ホームケアの進捗状況によって、所要時間は若干前後いたしますが、特に初回ご来院時は、トータルで約90分かかります。
お時間に余裕を持って、ご予約、ご来院ください。
もし、お急ぎになる場合には、事前にご相談ください。
細心の注意を払い施術を行ってまいりますが、患者様の肌の状態、性状などにもより、残念ながら100%ヤケドを予防することはできません。
当院では、より効率よく刺激していくために、ドラッグストアなどで販売されている「簡易式のお灸(台座灸)」を使う灸法ではなく、「透熱灸(とうねつきゅう)」という本格的な灸法を行うため、簡易式のお灸より、ヤケドする確率は少し高いかもしれません。
ヤケドを回避すべく、私たちは日々技術の向上をめざし練習を積み重ねており、細心の注意を払い、施術させていただきます。
万が一、お灸をしたところが、ヒリヒリしたり、水ぶくれができてしまった場合には、そのツボへのお灸はお休みし、違うツボへ替えて施灸していきます。
当院で使用する鍼は、日本製の鍼(和鍼;わしん)で、製造時に滅菌し、1本ずつ個別包装されているディスポーザブル(使い捨て)タイプの鍼です。
髪の毛ほどのとても細い鍼で、いわゆる注射針や、縫い針のような太い針ではありません。
逆子治療で用いる鍼は、和鍼の中でも特に細く、美容顔などに使う非常に細い鍼なので、ほとんど痛みがない(多少チクッとする感じ)、もしくは無痛で、お受けいただけます。
ディスポーザブル鍼ですので、肝炎、エイズなどの血液感染症など、衛生面でのご心配もございません。
目に見える血管部は避け、鍼を刺してまいりますが、体の中には無数の毛細血管がございます。
万が一、毛細血管に鍼が刺さってしまいますと、多少の出血、内出血が起きてしまうこともございます。
細心の注意を払い施術をいたしますが、予めご承知おきくださいませ。
当院で行う逆子治療プログラムは、2週間という短期間に、6回のご通院が必要です。
刺激したり、しなかったり… とか、ズルズル弱い刺激をしたり… ということをしている間に、赤ちゃんはどんどん育ってしまい、結果として、逆子が直らなくなってしまうということがよくあります。
そのため、短期間に集中して刺激していくことが、とても重要なのです。
どうしても6回のご通院が難しい「遠方にお住まいの方」、「里帰り出産される方」は、お早目にご相談ください。
ご通院1回コースもございます。
はい、かまいません。
できれば、逆に、マタニティヨガなどをされた後に、施術をお受けになられる方がよろしいかもしれません。
マタニティヨガ、ウォーキングなど、無理のない範囲(疲れすぎない程度)で、適度な運動を行い、お腹や下半身の血液の循環を整えていくことは、逆子を早期に直していく手助けになります。
適度な運動の習慣は、産後の肥立ちにも影響しますので、ぜひ行ってみてください。
はい、けっこうです。
ただし、施術前後1時間あけていただくことをおすすめしています。
また、食事の前後1時間もあけてください。
当院に着替えのご用意があります。
必要があれば、お着替えをしていただきますので、手ぶらでお越しください。
施術の際には、腹帯(ベルト類、ガードル類)など、お腹周りを締め付ける下着類をはずしていただきますので、着脱がしやすい服装でご来院ください。
28~30週頃には、治療をスタートすることを、おすすめしています。
当院ご利用の患者様のうち、30週までにご来院いただいた患者様は、ほぼ100%逆子が直っています!
33~34週頃の健診で、逆子が直っていないと、「帝王切開」の手術日が決められてしまうことが多いので、余裕を持って治療をスタートしていきましょう。
28週未満でも、早期に治療をスタートさせた方が良い場合があるので、逆子と診断を受けたら、まずはご相談ください。
【28週未満でも治療をスタートさせた方が良いケース】
・妊娠6~7か月頃の段階から、逆子だと言われ続けている
・特に、2回続けて赤ちゃんの姿勢が変わっていない(同じ姿勢をしている)
・標準より大きい赤ちゃん
・胎動が少ない赤ちゃん
・初産の35歳以上の妊婦様
はい、もちろんです。
病院で実施する妊婦健診をお受けになりながら、当院へのご通院をお願いいたします。
定期的な妊婦健診で、正確な赤ちゃんの大きさ、向きの診断をしてもらい、赤ちゃんの向きや動きにあわせた施術をしてまいります。
病院で、逆子を診断しても、逆子に対する積極的な治療(外回転術)はほとんどされず、「様子を見ましょう…」と、放置されがちです。
そして、34週頃までに逆子が直っていなければ、「帝王切開」の手術日が決められてしまいます。
赤ちゃんと妊婦さんの正確な体調管理やチェックは病院で… 逆子治療は当院で… というように、お考えいただければと思います。
2週間の間に、6回のご通院をお願いいたします。
毎日でも構いませんし、1日おきでもかまいません。
2週間という短期間に、集中的に刺激していくことが、逆子を直していく秘訣となります。
初回ご来院時に、残り5回分のご予約を承りますので、ご予定をご調整の上、ご来院ください。
6回の間に逆子が直った場合には、逆子再発防止や、安産を目指していく施術へと切り替えていきます。
逆子が直っても、週数や羊水の量、生活環境などにより、また再発する可能性があります。
逆子が直ったからといって、ケアをやめてしまうのではなく、引き続きケアを続けていき、再発防止していく必要があります。
逆子(骨盤位)の場合、主に、28~36週の方が通っていらっしゃいます。
- 初産の方
- 35歳以上の方
- 33週を過ぎた方
- 仕事をしている方(産休前の方)
- 冷え症の方
- ストレスや不安感が強い方
上記に1つでも該当する方は、逆子が直りにくい傾向がみられますので、該当する方は、お早めにご相談、ご来院ください。
「逆子(骨盤位)」と診断をうけたら、なるべく早い段階で、まずはご相談ください。
・いつから「逆子」の診断を受けたのか
・現在の週数
・妊婦様のご年齢
・赤ちゃんの大きさ、向き、胎動の状態
などをお伺いした上で、施術スタート時期などの ご提案をさせていただきます。
逆子はタイミングを逃すと、直りにくくなってしまいます。
※逆子以外の肩こり、腰痛、胃腸症状、お腹の張り感、骨盤の痛みなど、一般的な体調不良についても是非ご相談ください。
はい、以下の各種カードを、ご利用いただけます。
- VISA
- Mastercard
- AMERICAN EXPRESS
- JCB
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