逆子はいつまでに治るのか、気になって不安になる方は少なくありません。逆子とは、胎児の頭が上で、お尻や足が子宮の下側を向いている状態です。医学的には「骨盤位」と呼ばれます。

妊娠の早い時期は、子宮内にゆとりがあり、胎児が活発に動いて向きが変わります。妊娠28週前後でも逆子は珍しくなく、妊娠後半に自然と頭位へ戻る可能性があります。一般に、32~33週前後が今後の分娩方法を考える目安とされますが、週数だけで一律に判断するものではありません。胎児の大きさや向き、母体と子宮の状態によっても対応は異なります。

逆子になる原因は、母親の姿勢や過ごし方だけではありません。子宮の形、胎盤の位置、羊水量、胎児の発育、双胎など、さまざまな要因が関係します。自分の行動が原因だと決めつけて、責任を感じる必要はありません。

妊娠中に逆子であること自体は、直ちに異常を意味するわけでもありません。多くは定期健診の超音波検査で経過を確認し、必要に応じて医師や助産師が対応を説明します。逆子体操やお灸を試す場合も、始める時期や方法は自己判断せず、妊娠経過を把握している医療機関に相談しましょう。32~33週前後になっても逆子が続く場合は、経腟分娩が可能か、帝王切開を予定するかなどを含めて、具体的な方針を検討します。

様子をみる

目次

逆子はいつまでが判断の分かれ目?まず知っておきたい基本

逆子はいつまでに治るのか、不安になる方は少なくありません。妊娠中期までは珍しい状態ではなく、多くは妊娠週数が進むにつれて自然に頭位へ戻ります。まずは逆子の意味と原因を知り、必要以上に自分を責めないことが大切です。

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逆子とはどんな状態か

逆子とは、赤ちゃんの頭が上にあり、お尻や足が子宮口側に向いている状態です。医学的には骨盤位と呼ばれます。赤ちゃんの姿勢によって、お尻が下にある単殿位、足が下にある足位などに分けられます。

妊娠中期は子宮内にゆとりがあり、赤ちゃんは向きを頻繁に変えます。この時期に逆子といわれても、出産時までそのままとは限りません。健診で一時的に逆子と確認されるケースもあります。

逆子の姿勢

逆子とはどんな状態か

逆子とは、赤ちゃんの頭が上にあり、お尻や足が子宮口側に向いている状態です。医学的には骨盤位と呼ばれます。赤ちゃんの姿勢によって、お尻が下にある単殿位、足が下にある足位などに分けられます。

妊娠中期は子宮内にゆとりがあり、赤ちゃんは向きを頻繁に変えます。この時期に逆子といわれても、出産時までそのままとは限りません。健診で一時的に逆子と確認されるケースもあります。

逆子になる原因は?母体のせいとは限らない

逆子になる原因は一つではありません。胎児の大きさや動き方、羊水量、子宮の形、胎盤の位置など、さまざまな要因が関係します。双胎や子宮筋腫、子宮の形態によって起こりやすくなる場合もあります。

原因がはっきりしないケースも多く、母親の姿勢や生活習慣だけで決まるものではありません。「自分のせいかもしれない」と悩みすぎなくて大丈夫です。冷えや運動不足が直接の原因だと断定できる医学的根拠もありません。

逆子でも妊娠中の赤ちゃんへの影響はある?

逆子であること自体が、妊娠中の赤ちゃんに直ちに悪影響を与えるわけではありません。胎動や心拍、発育が順調であれば、通常どおり健診で経過を確認します。

注意が必要なのは、逆子そのものより、出血や破水、強い腹痛などを伴う場合です。分娩方法は胎児の向きだけでなく、推定体重、胎盤の位置、羊水量、母体の状態などを踏まえて決められます。

逆子はいつまで自然に戻る?妊娠週数別の割合と目安

逆子の割合は妊娠週数によって変わります。一般的には妊娠28週頃までは逆子が比較的多く、36週頃には少数になります。表は代表的な報告をもとにした目安で、調査対象や医療機関、妊娠経過によって数値は異なります。

目安となる割合は、妊娠28週頃で約20〜25%、32週頃で約10〜15%、36〜37週頃で約3〜5%とされます。自然に頭位へ戻る確率は個人差が大きく、単純に一つの数字で予測することはできません。

割合は、主にACOG(米国産婦人科学会)や産科領域の疫学報告などで示されている一般的な傾向を参考にしています。日本の施設での数値と一致するとは限らないため、個別の判断は担当医に確認してください。

逆子の割合

24〜27週は逆子でも珍しくない

妊娠24〜27週は、子宮内にまだ余裕があります。赤ちゃんが頭を上にしたり下にしたりするのは自然なことで、この時期の逆子は珍しくありません。

「いつまで逆子なら大丈夫か」と心配になる時期ですが、24〜27週の時点で出産方法を決める必要は通常ありません。胎動の位置だけで向きを判断せず、健診で超音波検査を受けながら経過を見ましょう。

妊娠28週未満

28〜32週は自然に戻る可能性がまだある

妊娠28〜32週は胎児の成長が進む一方で、まだ子宮内で動けるスペースが残っているため、向きが変わりやすい時期です。検診で逆子であっても、自然回転で頭位に戻る可能性があるので、医師からは「様子をみましょう」と言われます。

しかし、33週または34週の検診で逆子であると、突然帝王切開の手術日が38週頃の日にちに決められてしまいます。そうなると、急に不安になりますし、焦ってしまいます。ですから、28を過ぎたら積極的に逆子を直すようにケアを始めてみてください。
早期に逆子を直し、直ったら逆子の再発を予防するようなスケジュールをたてていただくことをおすすめいたします。

当院は逆子改善専門鍼灸院として、早期に逆子を直していくために、逆子ケアの施術とあわせてホームケアの指導、アドバイスを行っています。28〜32週は逆子を直していくために、非常に大切な時期となります。不安があれば早めにご相談ください。

妊娠28週

33〜34週は帝王切開の日が決まる時期

妊娠33〜34週の検診で逆子であると、突然帝王切開の日が決められてしまう時期となります。今まで「様子をみましょう」と言っていた医師から、帝王切開の日を38週頃に決められてしまい、不安とともに、焦りやショックを感じる方が少なくありません。
医療機関によっては、外回転術の案内があるかもしれません。

この時期は、胎児が急激に大きくなる時期であり、胎児の位置が徐々に安定してくるので、自然回転の可能性は低下します。しかし、まだ可能性はあるので、あきらめずに逆子ケアを続けていきましょう。

 

妊娠33週

35~36週は外回転術が受けられる時期

病院で受けられる唯一の治療法に外回転術があります。外回転術を実施している医療機関、実施していない医療機関があるので、通院中の医療機関で受けられるかどうか、あらかじめ確認しておくと良いかもしれません。
また、外回転術は希望すれば誰でもが受けられるわけではなく、胎児や母体の健康状態によっては受けられない可能性もあります。

外回転術にはリスクが伴うもので、外回転術中に母子に危険がせまった場合には、緊急帝王切開を行うことになるため、手術室で実施されます。
なお、外回転術の逆子の改善率は医療機関によって違いがあり、平均すると約50%とも言われているので、リスクなどを含め、事前に医師と相談、説明を受ける必要があります。

妊娠35週

38週頃に予定帝王切開が行われることが多い

逆子の状態では、胎児が子宮口付近を蹴るなどして出産予定日前に破水が起こりやすいため、計画的に38週頃に予定帝王切開が実施されることが多いので、早めの準備が必要です。

予定より早く破水や陣痛、出血などが起きた場合、受診が必要となるため、あらかじめ入院時の連絡方法や、病院までの移動手段を確認しておくと落ち着いて対応できます。

なお、可能性は低くなりますが、当院の患者様の中には、帝王切開を受けるために入院した際、手術前の最終検診で逆子が直っていることが確認できたたので、そのまま帰宅となり、自然分娩できた方もおられます。最後まであきらめずにケアを続けていただくことをおすすめしています。

 

 

破水や陣痛、出血などが先に起きた場合は、予定日を待たずに受診が必要です。あらかじめ入院時の連絡方法や、病院までの移動手段を確認しておくと落ち着いて対応できます。

妊娠38週

逆子はいつまで様子を見てよい?受診・相談の目安

逆子だと診断されると、いつまで様子を見てよいか、何週までなら大丈夫なのか、迷う方は多いと思いますが、一律に決めることはできません。

一般的には妊娠28週頃までは自然に戻る可能性が高く経過観察が中心となりますが、その後徐々に胎児が回転して逆子が直る確率が下がるため、週数に応じて、病院では外回転術の可否や、鍼灸での逆子ケアを検討する時期となります。
症状や検査結果に応じて外回転術の可否や帝王切開による分娩方法の説明や相談が始まることがあり、医師と方針を確認することが重要です。

病院では確実性が高い治療法がなく、最終的に帝王切開を実施すれば母子ともに安全に出産させることができるので、様子を見ていくことしかできません。しかし、妊婦さんとしては、なるべく帝王切開をせず、出産予定日に自然分娩をしたいと思う方が多いと思います。逆子と診断されたらは早めに鍼灸院に相談して逆子ケアをスタートすることで安心につながります。不安や疑問があれば、妊婦健診の結果をお持ちのうえでお気軽にご相談ください。

すぐに医師へ相談したい症状とケース

逆子だからと言って、胎児の成長や健康状態に問題があるわけではありません。

逆子かどうかに関係なく、もし性器出血や、破水のような液体が続く場合、規則的で強い腹痛、強い頭痛や視覚異常がある場合は、週数を問わず医療機関へ相談する必要があります。
特に破水と考えられる水様の流出や高血圧・めまいを伴うなど母体の異常が疑われるケースは早急な受診が重要です。
また、胎動が急に弱くなった、普段より明らかに少ないと感じる場合も、自己判断で様子を見ないでください。胎動の感じ方には個人差がありますが、「いつもと違う」という感覚は受診の理由になります。

また妊婦検診での超音波検査で胎児の心拍異常や胎盤の位置(前置胎盤など)が指摘されている場合、予定より早く分娩管理が必要になることがあります。いつもと違う症状があれば、速やかに医療機関の受診が必要です。

妊婦検診

健診で確認したい赤ちゃんの向き・胎盤・羊水

妊婦健診では、赤ちゃんの頭やお尻の位置、胎盤の位置、羊水量、発育、心拍などを確認します。

逆子に関して確認しておくべきポイントはいくつかあります。まずは胎児の向き、姿勢がどのような状態なのか、超音波検査の際に医師に確認してください。逆子の種類によっても分娩方針が変わるため、「足が下なのか、お尻が下なのか」を尋ねてもよいでしょう。

また、胎盤の位置、羊水の量、臍の緒の長さ、胎児の推定体重も回転の可能性に影響するので確認しておきましょう。次に、妊婦さん自身の既往や子宮の形状、子宮筋腫やポリープの有無など母体側の要因も重要です。

外回転術の適応を検討する場合は、母体・胎児の安全性評価が行われるため、その判断基準やリスクについてもしっかり説明を受けておくと安心です。
さらに、自身でも試せる逆子体操を行っても良い状態かどうかも確認しておきましょう。

逆子はいつまでに何をする?逆子体操・お灸などの対策

逆子と診断された場合、いつまでにどんな対処をするかは妊娠週数と個別の状況で変わります。

妊娠28週までは自然回転を期待して経過観察が中心となります。この頃の検診時期は2週間に1回であることが一般的だと思いますが、2回続けて逆子と言われている場合は、28週を待たずに逆子の対策検討が必要となります。

妊娠28週以降になると徐々に自然改善での改善が低下してくるので、逆子対策を積極的に検討する段階になります。

代表的な逆子対策としては、まず経過観察を継続しつつ妊婦健診での超音波検査で胎位を確認していき、医師による外回転術の検討があります。外回転術は妊婦・胎児の状態が適している場合にのみ行われ、実施可能かどうかは専門医の判断が必要となります。

また、当院のような逆子改善専門鍼灸院では、鍼やお灸による子宮内の血流改善や筋緊張の緩和などにより、胎児の回転をサポートしていく対策法もあります。ただし、ケアをすれば必ず治るという方法はありません。
切迫早産や前置胎盤などがある場合は、逆子体操が適さないこともあるので、ケアを始める前に医師に逆子体操をしてよいか、鍼灸を受けても良いか、確認していただくと安心です。

いつまで様子を見るか迷ったら妊娠28週を目安に早めにご相談いただくことをおすすめします。お気軽にご相談ください。

逆子体操を始める時期と正しい方法

逆子体操は、一般に妊娠28〜32週頃から医師や助産師から案内を受けることがありますが、始める前には、まず主治医や助産師に相談して安全性を確認することが大切です。妊娠経過や羊水量、胎盤の位置、妊婦さんの既往症によっては体操が推奨されない場合があるため、独断で始めないようにしてください。

体操を行う際は無理をせず、お腹の張り、痛みや息苦しさ、胎動の極端な変化があれば直ちに中止して医療機関に連絡する必要があります。また、安定した姿勢でゆっくり行い、呼吸を止めないことが重要です。疲れたと感じたら休憩を優先してください。腰痛などある場合は、逆子体操の姿勢を取ること自体が負担になる方もいるので、無理は禁物です。

当院は逆子改善専門鍼灸院として妊婦さんの体調や状態に合わせて、辛くない逆子体操のやり方のアドバイスを行っています。安全に進めるための個別の指導や鍼灸でのサポートもご案内できます。

スケジュール

逆子体操をしてはいけないケースと安全上の注意

出血、破水、強い張り、切迫早産、前置胎盤、胎児の状態に注意が必要な場合などは、逆子体操が適さず、医師から逆子体操を控えるように指示されることがあります。多胎妊娠や妊娠経過に問題がある場合も、必ず医師に相談してください。

逆子体操中に腹痛、規則的な張り、出血、めまい、息苦しさが出たら直ちに中止します。症状が続くときは医療機関へ連絡してください。逆子を治したいという気持ちが強いかもしれませんが、無理をしないことが大切です。

注意事項

お灸・鍼灸の効果と受ける際の注意点

お灸や鍼灸が逆子に与える効果については、一定の研究がありますが、すべての人に有効と確認されたわけではありません。

受ける場合は、先に医師に相談し、妊婦への施術経験がある有資格者を選びましょう。強い刺激や自己流のツボ押しは避け、施術中に張りや痛みが出たら中止してください。

鍼灸

冷えや緊張改善に配慮した生活習慣の整え方

十分な睡眠、バランスのよい食事、医師から制限されていない範囲での軽い活動は、妊娠中の体調管理に役立ちます。

体を締めつける衣服を避け、冷え対策をしましょう。冷えや緊張は妊娠期の不調の原因になりやすく、逆子にも影響することがあるため、日常生活での対策が大切です。
まず薄着や素足は避け、温めるよりも「冷やさない」ことを意識していきましょう。特に足首や腰まわりを冷やさないようにすることがおすすめです。

冷え対策

適度な運動や軽いストレッチで血流を促進し、深呼吸や短時間の休息で緊張をほぐす習慣を取り入れていくことも大切です。カフェインや冷たい飲食の取りすぎにも注意しましょう。

当院では施術を提供するだけではなく、生活習慣の整え方についてもアドバイスを行っています。逆子で冷えや緊張が強い方は、早めにご相談ください。

呼吸法

外回転術はいつ受ける?方法・成功率・リスク

外回転術は、医師が妊婦のお腹の上から胎児をゆっくり回し、頭位に戻す処置です。希望すれば誰でもが受けられるわけではありません。妊婦さんの既往症や、現在の体の状態、赤ちゃんの状態などによって、実施できる時期や条件は医療機関ごとに異なります。

また、医療機関によって行っているところ、行っていないところがあります。希望する場合は、早めに通院先で受けられるかどうか、確認しましょう。

外回転術を検討する時期と実施方法

外回転術は妊娠36〜37週頃に行われることが一般的です。施設によっては妊娠37週より前に実施する場合もあります。超音波で胎児の向きや胎盤、羊水量を確認し、胎児心拍を監視しながら行います。

医師が腹部に手を添え、胎児の頭とお尻を外側から動かします。痛みや圧迫感を伴うことがあるため、途中で中止できるか、麻酔を使用するかも事前に確認しておきましょう。

外回転術

成功率の目安と受けられないケース

外回転術の成功率は、一般に約40〜60%程度とされます。初産か経産婦か、胎児の位置、羊水量、胎盤の位置などによって変わります。
成功しても、その後に再び逆子になる可能性もあります。

前置胎盤、出血、破水、胎児機能不全、多胎妊娠、子宮の状態などによっては受けられません。帝王切開が必要になる可能性が高い場合も対象外になることがあります。

外回転術のリスクと実施施設での安全管理

外回転術では、リスクとして胎児心拍の変化、出血、破水、陣痛、胎盤早期剥離などが起こる可能性があるので、医師から説明を十分受けた上で受ける必要があります。頻度は高くありませんが、胎児と妊婦さんに危険が迫る場合もあり、緊急帝王切開が必要になることもあります。

処置を受けるなら、胎児心拍を監視し、緊急帝王切開に対応できる医療機関を選ぶことが重要です。成功率だけで決めず、利点とリスクを聞いたうえで納得して選択しましょう。

逆子のまま出産する場合の選択肢とリスク

逆子が最後まで治らない場合でも、出産の準備はできます。現在は安全性を重視し、予定帝王切開が中心となることが多いです。逆子だから出産できないのではなく、母体と赤ちゃんに適した方法を選んでいきましょう。

予定帝王切開になる場合の流れ

計画帝王切開は、逆子が改善しない場合や、母体・胎児にリスクがあると判断された際に選択される分娩方法です。事前に日程を決めて準備を進められるため、母子ともに安全性を高められる利点がありますが、手術に伴う入院や術後の回復期間が必要になる点は考慮が必要です。逆子の場合、一般的に38週頃に予定されます。

事前に、手術日、入院日、麻酔、術後の回復、赤ちゃんとの対面時期などについて説明を受けます。手術前には血液検査や麻酔の確認を行い、通常は脊髄くも膜下麻酔などで意識を保ったまま手術します。

手術後は傷の痛みや動きづらさがありますが、鎮痛薬を使いながら回復を目指します。母乳や授乳の開始時期は施設によって異なるため、希望があれば事前に伝えておきましょう。

逆子の経腟分娩を検討できる条件

逆子の経腟分娩は、すべての施設で行えるわけではありません。
胎児の姿勢が適していること、推定体重が基準内であること、骨盤の大きさや胎盤の状態に問題がないことなど、複数の条件が必要です。

経験のある医師とスタッフがいて、緊急帝王切開へすぐ移行できる体制も欠かせません。希望だけで決められるものではないため、対応施設で詳しい説明を受けてください。

帝王切開の時期と母体・赤ちゃんへの影響

予定帝王切開は妊娠38週頃に行われることが多いものの、具体的な時期は妊娠経過で決まります。経腟分娩に伴う胎児の頭やへその緒への負担を避けやすい一方、帝王切開には出血、感染、血栓、術後の痛みなどのリスクがあります。

帝王切開は、母体と赤ちゃんの安全を守るための重要な選択肢です。逆子のままでも適切な計画を立てれば、落ち着いて出産に臨めます。

逆子はいつまで悩んだら鍼灸を検討する?安全性と適応

逆子と診断されてから鍼灸を検討するタイミングは個々の妊娠経過によりますが、当院では28週を過ぎたら早めに相談いただくことを推奨しています。

しかし、28週以前であっても、2回の検診で続けて逆子であると診断を受けた場合、40歳を過ぎた妊婦さんの場合、胎児の大きさが標準より大きい場合などでは、28週を待たずにご相談ください。

当院での経験では、逆子である期間が継続しているほど逆子の直りが悪くなる傾向が認められているので、逆子と診断を受けたら、日をあけずにぜひご相談ください。

当院は逆子改善専門の鍼灸院ですが、スタッフは全員40代以上の女性鍼灸師で、安全安心を最優先して鍼灸やお灸により骨盤周囲の血流改善と筋緊張の緩和を図り、ツボへの刺激を行って胎児が回転して逆子を直していくサポートをしています。帝王切開日のギリギリまであきらめずにご相談いただければと思います。

なお、鍼灸やお灸を検討する場合も、まずは医療機関で胎児の状態と実施の可否を確認してください。逆子の種類、妊娠週数、切迫早産などのリスクを把握することが優先されます。

逆子のお灸

鍼灸・お灸で期待できることと医学的エビデンス

鍼灸やお灸では、特定の経穴への刺激によって胎児の回転を促す可能性が研究されています。しかし、研究結果にはばらつきがあり、自然に戻ったのか施術によるものかを明確に分けにくい面もあります。

「必ず治る」「何%改善する」といった断定的な説明には注意してください。効果を期待する場合も、自然回転や医療機関での分娩相談と並行して考えるのが現実的です。

なぜ逆子が直るのか、という疑問に対する明確な答えはまだありませんが、特定の経穴への刺激によって、子宮内の血流量を増加させ、子宮の平滑筋の筋緊張を緩めるなどが言われていますが、他の方法でも同様の効果は期待できるため、なぜ鍼灸なのか、今後の研究が求められます。

鍼灸を受ける前に医師に確認すること

鍼灸を妊娠中に受ける際は、まず医師に鍼灸を受けてもよいか相談してみてください。特に羊水過少や前置胎盤、高血圧、出血の既往がある場合は鍼灸が適さないこともあるので、事前に産科で安全性の確認を受けてください。

医師への確認事項は、現在の胎児の向き(逆子の有無)、羊水量、胎盤の位置、妊娠週数、及び外回転術の予定や分娩方針の有無です。また、鍼灸で逆子ケアを受けることもについても、医師に伝えておくと良いでしょう。

当院は逆子改善専門鍼灸院として妊婦さんと赤ちゃんの体調と安全を最優先に考えた鍼灸やお灸による血流改善や筋緊張の緩和、ツボへの刺激を行っています。ぜひ医師への相談の上でご相談ください。

妊婦への施術経験がある有資格者を選ぶ

鍼灸院を選ぶ際には、鍼灸師の免許を確認し、妊婦への施術経験があるかを尋ねましょう。衛生管理、鍼灸の刺激の強さ、緊急時の連絡方針を説明できる施設が望ましいです。

帝王切開を否定する説明、改善率だけを強調する広告には慎重になってください。鍼灸は選択肢の一つであり、分娩方法を決めるのは医療機関です。

鍼灸を受ける際には、現在の妊娠週数、胎児の状態、既往歴などをしっかり伝えましょう。もし施術後にお腹の張りや痛み、出血、気分不良が起きた場合には、鍼灸院だけで判断せず、医療機関へ連絡してください。

逆子はいつまで?よくある質問

逆子は妊娠週数によって対応が変わります。ここでは、特に検索されやすい疑問を簡潔に整理します。詳しい判断は、妊娠経過を把握している医師に相談してください。

①いつまで逆子の様子を見てよいですか?

当院としては、ズバリ「妊娠28週まで」と言いたいです! 妊娠28週頃までは、自然に頭位へ戻る可能性が高く、経過観察になることが一般的です。妊娠28週を過ぎると徐々に自然に回転する可能性が下がってくるため、対処を検討するタイミングになります。
33〜35週頃は分娩方針を確認し、36週前後を目安に外回転術や予定帝王切開を具体的に相談します。詳しくは「妊娠週数別の割合と目安」をご覧ください。

②逆子体操は何週から始めればよいですか?

開始時期は医療機関によって異なりますが、妊娠28〜32週頃に案内されることがあります。切迫早産や出血などがある場合は適さないため、自己判断で始めないでください。方法と中止基準は「逆子体操を始める時期と正しい方法」をご覧ください。

③外回転術はいつ受けられますか?

一般的に35週頃から36~37週頃に行われることが検討されます。ただし、母子の健康状態によっては、希望しても受けられない可能性があるので、事前に医師に確認が必要です。
また、医療機関によって行っているところ、行っていなところがあるので、通院中の医療機関で受けられるのか、受けられない場合は、実施している医療機関を紹介してもらえるのか、確認と相談をすることが必要です。

④鍼灸やお灸で逆子は直りますか?

治る可能性を示す研究はありますが、全員に効果があるとはいえません。鍼灸を受ける前に医師に確認し、妊婦への施術経験がある有資格者を選びましょう。詳しくは「鍼灸・お灸で期待できることと医学的エビデンス」を確認してください。
100%効果があるとは言えませんし、妊婦さんの週数や胎児の大きさなどの条件によるので、やってみなければわからない、というのが正直なところです。当院の実績では91%以上の改善率がありました。

⑤逆子が直らない場合は必ず帝王切開ですか?

予定帝王切開が中心となりますが、医療機関、施設や胎児の姿勢、母体の状態によっては経腟分娩を検討できる場合があります。経腟分娩には厳しい条件と緊急帝王切開に対応できる体制が必要です。分娩方法は「逆子のまま出産する場合の選択肢とリスク」をご覧ください。

⑥一度逆子が直った後に再び逆子になることはありますか?

胎児が一度頭位に戻った後で再び逆子になる可能性は稀ですがありえます。胎動の位置だけでは判断できないため、検診の度に胎児の状態を確認していきましょう。再び逆子と言われても、また直る可能性もあります。

当院の患者様の中にも逆子が直った後に、逆子が再発してしまった方が数名いらっしゃいました。
逆子が直って「やったー!」という嬉しさのあまり、今まで改善していた生活習慣を元にもどしてしまい、冷たいものを飲んだり、足腰が冷えるような服装をしてしまったために逆子が再発された方がおられました。ご本人も何が悪かったのか、はっきり分かっている方がおられます。
 ■夏だったので、スタ〇のフラペチーノが飲みたくて、飲んだところ、お腹がグルっとした。
 ■自宅のフローリングの部屋を素足で過ごしていたところ、次の日になって、蹴る位置がまた下になってしまった。

「逆子になりたての時は、逆子が直りやすい」また逆に、「逆子が直りたての時は、再び逆子になりやすい」と言えるかもしれません。逆子と診断を受けたら、日をあけずにケアを開始し、逆子が直ってもケアや生活習慣の改善は持続する、ということを覚えておいていただければと思います。

逆子はいつまで?よくある質問

逆子についてよく寄せられる質問にまとめてお答えします。

①いつまで逆子の様子を見てよいか

ずばり、妊娠28週までです。28週までは自然回転の余地があり経過観察が中心です。しかし妊娠28週を過ぎると徐々に自然に回転する可能性が下がってくるため、対処を検討するタイミングになります。

②外回転術はいつ受けられるか

一般的に35週ごろに行われます。ただし、母子の健康状態によっては、希望しても受けられない可能性があるので、事前に医師に確認が必要です。また、医療機関によって行っているところ、行っていなところがあるので、通院中の病院で受けられるのか、受けられない場合は、行っている医療機関を紹介してくれるのか、確認と相談をすることが必要です。

③鍼灸は逆子に効果があるか

100%効果があるとは言えませんし、妊婦さんの週数や胎児の大きさなどの条件によるので、やってみなければわからない、というのが正直なところです。とはいえ、当院では91%以上の改善率がありました。

④帝王切開になる可能性はどのくらいか

予定帝王切開となる一番の原因は逆子といわれていますが、逆子でなくても母子の健康状況によっては帝王切開が予定される場合があります。また、自然分娩を行っている最中であっても母子に危険な状況が起きた場合には、途中から緊急帝王切開に切り替わることもあります。いずれにしても、帝王切開は母子が安全に出産できる方法です。

いずれも、具体的な判断は胎児の大きさ・羊水量・胎盤位置などによって変わります。当院は逆子改善専門鍼灸院として健康状態を確認したうえで鍼灸サポートを行っています。ご心配な場合は早めにご相談ください。ご質問があればお気軽にご連絡ください。

⑤一度逆子が直った後に再び逆子になることはあるか

胎児が一度頭位に戻った後で再び逆子になることは稀ではありますが、完全にあり得ないわけではありません。当院の患者様の中にも数名いらっしゃいました。
逆子が直って「やったー!」という嬉しさのあまり、今まで改善していた生活習慣を元にもどしてしまい、冷たいものを飲んだり、足腰が冷えるような服装をしてしまったために逆子が再発された方がおられました。ご本人も何が悪かったのか、はっきり分かっていると言われています。
 ■夏だったので、○タバのフラペチーノが飲みたくて、飲んだところ、お腹がグルっとした。
 ■自宅のフローリングの部屋を素足で過ごしていたところ、次の日になって、蹴る位置がまた下になってしまった。

「逆子になりたての時は、逆子が直りやすい」また逆に、「逆子が直りたての時は、再び逆子になりやすい」と言えます。逆子と診断を受けたら、日をあけずにケアを開始し、逆子が直ってもケアや生活習慣の改善は持続する、ということを覚えておいていただければと思います。